スポーツ治療
スポーツをされている方へ
スポーツでのケガ・身体の動きの改善
憧れのスポーツマンを目指しませんか??
ご自身の身体の動きを知り・改善する。根本改善
スポーツをされている方は、自分の体の事についてよく知っていただく事がとても重要になってきます。
スポーツでのけがや障害を起こしにくくする事はアスリートの方もスポーツに真剣に取り組まれている方も一番の課題になっていると思います。
私達の住む北九州市はスポーツをされている人口は全国を見てもトップクラスです。
あらゆるジャンルで活躍されてる方も多くいらっしゃるの中でもっと活躍し、長くスポーツを続けていくにはご自身の体を知る事は一つの武器になると考えています。
しんじゅろう鍼灸接骨院では全身をあらゆる角度から、動きの評価・分析して、ご自身の体の使い方・動き・バランスを確認していただき動きの改善を体の根本を知る私達がサポート致します。
スポーツには「走る、跳ぶ、蹴る、着地する、投げる、打つ、振る」など一つスポーツでもあらゆる動きが伴ってきます。
繰り返すケガの原因はどこにあるのか、思うようにパフォーマンスが上がらないのはどうしたらいいのかなど、ご自身の動き・日常の生活動作から考察し改善の道を探ります。
ご自身のスポーツでの体の悩みや疑問はなんでもご相談ください!
スポーツによるケガの改善には自信があります!!
当院は痛みの深部に届くトップアスリートにも使われる
コンビネーション治療器を導入しています。
当院独自の手技療法とメジャーリーガーも実践しているコアトレーニングを導入し確実なパフォーマンスアップを一緒に目指していきます!
最も大切なのは、障害や外傷が起こったら、すぐに適切な処置をすることです。
当院では、お子様、部活生、愛好家、プロのアスリートなど、スポーツを楽しむ方々の健康面をサポートし、応援しています。
大好きなスポーツを最高のパフォーマンスで復帰できるように最善を尽くします!
こんな悩みはありませんか?
お悩み1
同じケガを繰り返してしまう・・・
お悩み2
打撲・捻挫で大切な練習に参加できない・・・
お悩み3
他の病院に通院していたが、なかなか改善しない・・・
お悩み4
前にケガしたところが痛み集中できない・・・
お悩み5
思うようにパフォーマンスが上がらない・・・
スポーツマンにとって、このままケガの再発はしないのか、
ご身体の不調から、プレー復帰はできるのか?
このような悩みや不安があればしんじゅろう鍼灸接骨になんでもご相談ください!
スポーツを愛するスタッフが誠心誠意、頑張っている皆様を応援します。
当院のスタッフは、全員がスポーツ経験者。
スポーツの素晴らしさも、ケガのつらさも体験してきました。
だからこそ、苦しんでいる皆様の支えになり、一緒に戦っていきたいと思っています。
・最新機器で詳細な検査や治療・コアトレーニングも指導します!!
・試合前は、早朝や時間外・出張治療も承ります!!
・当院独自の手技療法で一人ひとりに合った治療を行います!!
・筋肉の深部に届くはりきゅう治療で、回復を促します!!
当院には小中高生からプロのアスリートの選手まで多数ご来院されています。
院長からスポーツで悩まれてる方へ
僕自身も、小学校の頃からサッカーをしてきました。自分自身も骨折に苦しんだ時期があるので、ケガをした時の気持ちはよくわかります。
スポーツでのケガの経験も経て、今のこの仕事を始めたきっかけは
「スポーツをする人の力になりたい」
今もその想いは常に持ち続けています。
ケガをして、焦ったり不安になる気持ちも想像できますが、私達専門の治療家が力になれる事がたくさんあるので些細な事、なんでもご相談ください。
スポーツ復帰を全力でサポート致します!
当院にはスポーツを頑張っている小学生や部活生、マラソン・テニスなどスポーツ愛好家の方、実業団やプロとしてスポーツに人生を賭けている選手など、当院ではさまざまなアスリートの方が、治療を受けスポーツを続けられています!
多くのスポーツを愛する方と一緒にスポーツ人生を楽しみたいと思っています。
例えば・・・
お悩み
・野球でピッチャーをしているのですが、肩の痛みで前より距離が伸びない
治療例
全身の動きの評価をした際に、肩の可動域がないにも関わらす日常の練習で疲労が重なり肩関節の筋肉が炎症を起こしてしまっていました。
まずはその炎症を取る治療を行い肩の可動域を広げるトレーニングと同時に股関節も柔らかくするトレーニングも取り入れ全身で投げれるフォームに改善していきます。
代表的な症例(※一部)
・野球…野球肘、野球肩
・テニス…テニス肘、手首痛(腱鞘炎)、捻挫、肉離れ
・バドミントン…手首痛(腱鞘炎)、アキレス腱炎
・サッカー…足関節捻挫、肉離れ、オスグッド・シュラッター病
・マラソン…疲労骨折、アキレス腱炎
・バスケットボール…ジャンパーズ・ニー、足関節捻挫
・バレーボール…足関節捻挫、ジャンパーズ・ニー、手関節捻挫
・ラグビー…骨折、打撲、脱臼
・柔道…脱臼、骨折、打撲
・ゴルフ…ゴルフ肘、肋骨骨折
お子様がスポーツをされているお母様・お父様へ
小中学生の成長期は、骨の成長に対して筋肉の発達が追いついていかず、バランスが取れていない状態にあります。
この時期に運動をしすぎて炎症を起こしたり、関節に無理な力が加わったり、ケガをしたりすると、成長に支障を及ぼし、将来的にも悪影響が出ることがあります。
打撲だと思っていたのに、痛みが引かないので受診したら骨折していた、というケースも珍しくありません。
大人の方も、早期の対応が大切であることは変わりませんが、子どもの場合はさらに早めの対処が回復に大きく関係してきます。
大切なことは、痛みや違和感を我慢せずに、一刻も早く受診することです。
当院ではエコー検査でケガの状態を確認し、適切な治療法をご提案いたします。
当院で対応できるものは、迅速に処置を行い、整形外科の治療が必要な場合には、すぐに信頼できる病院をご紹介いたします。
それでも、休まず練習をしたいお子様はたくさんいらっしゃいます。
必要であれば同行もしておりますが、ご両親ができるケアありますのでご指導致します
お子様の成長とスポーツ人生のために、早期受診はご両親の大事な役目だと思います。
お子様に一番近いご両親が、いち早く危険信号に気付き、しっかり治せる環境をつくってあげることが大切です。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
帰りの遅いお子様でも、時間外診療をしておりますので、お気軽にご相談下さい。
スポーツ障害・外傷の治療について
しんじゅろう鍼灸接骨院の得意な治療の1つがスポーツ傷害・スポーツ外傷の治療です。
スポーツでのケガはしっかりと治さないと、そこをかばいながらスポーツを続けて他の箇所に痛みが出てきたり、
症状が悪化して最悪、スポーツそのものを諦めなければならないこともあります。
そうなる前にしっかりと怪我を治して思い切りスポーツに打ち込めるように全力でサポートいたします。
スポーツで見られるケガは大きく分けてスポーツ障害とスポーツ外傷に大別出来ます。
スポーツ障害とは
スポーツによって繰り返しの負荷が積み重なり、痛みを主とした慢性的な症状が続くものをいいます。
軽いものではプレー中の痛み、プレー後の痛みですみますが、重症化すると日常生活にも支障をきたすようになってきます。
ですので、初期の段階で正しい処置をすることが最も大切になります。
無理を続けてしまうと長期間スポーツができなくなったり、手術等までいってしまうと、本来持つパフォーマンスが発揮できなくなってしまいます。
スポーツ障害で多く見られるものはオーバーユース(使い過ぎ)によるものが圧倒的に多く、これは過度に継続的に繰り返されるスポーツ動作によるもなので、しっかりと休息を取ることもスポーツ選手には大切なことであると言えます。
スポーツ外傷とは
プレー中に明らかな外力によって組織が損傷した場合をいいます。例を挙げると転倒や衝突などによって起こる捻挫や打撲、骨折、肉離れ・靭帯損傷などのケガのことを言います。
オーバーロード(過負荷)によるものでよく見られ、繰り返しの頻度は少ないが、ストレスが強くかかる運動で重量挙げなどの選手などに見られます。
成長期の小・中学生や高校生は骨や関節がまだ成長途上にあるため、過度なトレーニングは「スポーツ障害」の原因となります。
また、10年前の常識が非常識と言われることもあるほどスポーツにおける常識やトレーニングも日々進化しています。
生徒、保護者や指導者のみなさんがしっかりとスポーツ障害の正しい知識を身につけて、ちょっとした違和感やフォームの乱れなどの小さなサインを見逃さずに、未然にスポーツ障害を予防しましょう。
スポーツ障害・外傷の予防は練習前後のウォーミングアップやクールダウンが欠かせません。ウォーミングアップは軽いジョギングで体温を上げて、その後ストレッチや準備運動でゆっくりと筋肉や関節を伸ばすようにしましょう。
そして練習後はクールダウンでストレッチやアイシング、軽いウォーキングやジョギングなど行うことで、疲労回復や炎症を鎮める効果が期待できます。
スポーツ障害・外傷の多くは過度な練習でのオーバーユーズ(使い過ぎ)が原因の多くを占めています。
例えば、野球であれば小学生は1日70球以内、週で300球以内、中学生は1日75球以内、週で350球以内、週に1日以上は全力投球をしない日を設ける事といったようにガイドラインが決められています。
しかし、なかなか自分から「休みます」や「痛いです」とは言えず、無理をしてしまう子もいます。
指導者や保護者がオーバーユーズにならないようにしっかりと生徒たちの小さな変化に気づき、無理をさせない環境をつくることが何より大切になります。
当院での主な治療の流れ
捻挫、打撲、骨折、肉離れ・靭帯損傷などの怪我ですが、最速での競技復帰を目指すためにエコー(超音波画像観察装置)を使ってどこをどのように痛めているかを確認して、必要に応じてギプス固定を行います。
症状によっては痛みに対しての鎮痛効果に特化した高電圧療法(ハイボルト)、スポーツされる方の予防や補助のキネシオテーピングなども行います。
痛みが取れたら、体の使い方や動かし方、ファンクショナルトレーニング(ケガの予防やパフォーマンスUPを図る為の機能的動作のトレーニング)を行い、再発予防のリハビリを行います。
当院では整形外科との連携をとっておりますので、必要であれば紹介状を書いて対応しています。
スポーツ外傷は特に後遺症が残りやすいため、早期にしっかりとした治療が必要になってきます。お困りの方は一度当院にご相談ください。
スポーツ障害・外傷で多く見られる部位別症状
頸
バーナー症候群
肩
野球肩,ベネット損傷,SLAP損傷
上腕
上腕二頭筋長頭腱炎
肘
テニス肘,野球肘,離断性骨軟骨炎
手
腱鞘炎
腰
腰椎分離症,腰椎すべり症,椎間板ヘルニア,梨状筋症候群
大腿
肉離れ,筋断裂
膝
腸脛靭帯炎,鷲足炎,オスグッド・シュラッダー病,ジャンパー膝,半月板損傷,靭帯損傷
下腿
シンスプリント,コンパートメント症候群,アキレス腱炎
足
シーバー病、足底筋膜炎,捻挫
野球肘
野球肘の種類
・内側型
腕の筋や腱の牽引力によって肘の付着部の骨に炎症や障害が起こり痛みを発生する。
・外側型
離断性骨軟骨炎と呼ばれ、肘外側の骨同士がぶつかり軟骨に傷がつき痛みが発生します。 内側型から移行して重症化しやすい。
・後方型
肘頭が上腕三頭筋などに引っ張られ、骨同士がぶつかる事で痛みが発生する。
原因
オーバーユース(使い過ぎ)
・小学生
1日50球以内で週三日以内、週200球以内
・中学生
1日70球以内、週に1日以上の休養日を作り、週350球以内
・高校生
1日100球以内、週に1日以上の休養日を作り、週500球以内
痛みや不調を感じる場合は、1日2試合の登板は避けたいところではあります。
野球肘の発生は11、12歳がピークです。
野球肩の発生は15、16歳がピークです。
マルユース(使い方の悪さ)
肘が下がった状態での投球。肘が下がった状態だと肩の外旋が制限されてしまいます。
その結果、肩で外旋しきれなかった動きを肘の動きで補おうとしてしまいます。
肘がしなっていくのですが、肘がしなる動きとは、肘の関節の内側が開くような動き、つまり「外反」する動きなのです。
しかし、肘関節は基本的には曲げ伸ばししかできない関節なので負担がかかってきます。
肘の外反を防ぐ為に「内側側副靭帯」が張って補強しているのですが、この使い方で反復して使っていると靭帯が伸ばされたり、傷ついたり、靭帯の付着部の骨が剥げてしまいます。
当院では、エコーによる画像での鑑別を行います。内側、外側、後方の肘関節を診て鑑別していきます。徒手検査、投球動作チェックなども行い、痛みの根本原因を探ります。
肩甲骨の動きの改善や、ハイボルト治療による肘、腕、肩回りの筋、腱、靭帯に対するアプローチを行います。
股関節・肩甲骨の柔軟性を高める事で痛みの根本改善をしていきます。自宅でできるストレッチや体幹トレーニング、股関節・肩甲骨の柔軟性を高めるストレッチなどの指導を行います。
鑑別により靭帯の断裂や剥離骨折などの疑いがある場合はすぐに整形外科での診断を仰ぎます。
テニス肘
テニス肘の正式名称は「上腕骨外側上顆炎」と言い、肘の外側に痛みを感じます。
上腕骨外側上顆炎と言いますので、テニスをやらない方も発症する可能性はあります。
パソコン作業が多い方やピアニストや楽器を演奏する方、手首と指を多く使う方がなりやすいと言われています。
雑巾などをしぼる動作で肘の外側に痛みが現れます。
一般には中年以降のテニス愛好者に生じやすいためテニス肘と呼ばれています。
原因
病態については十分にわかっていないのですが、主に短橈側手根伸筋の起始部が肘の外側で障害を起こし痛みが出ると考えられています。
手首を伸ばす筋肉や指を伸ばす筋肉の影響で痛みが出ると言われていますので、テニスの動きでは主にバックハンドストロークで痛みがでます。
当院では問診・徒手検査・整形外科学検査法を行い痛みの場所などの特定をはかります。
そして、エコー検査の画像による鑑別を行っていきます。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)においては、前腕に対しての施術やコンビネーション治療(超音波+ハイボルト)、ストレッチ・キネシオテーピング、サポーターによる治療を行っていきます。
オスグッド・シュラッター病
オスグッド・シュラッター病は運動の負荷などによって軟骨や腱が剥離してしまい痛みが出ます。
10~15歳の成長期の子供に起こりやすいです。
一般的に言われている成長痛という名前は医学的には確かな定義がされておらず、原因は不明とされています。
しかし、オスグッド・シュラッター病の多くはバスケットボールやバレーボールなどのジャンプの多い競技やサッカーなどにも多く発症します。
体育などの運動しかしていない子でも発症する例がありますので注意は必要です!
当院では大腿四頭筋の緊張を手技や物理療法で緩めていきます。
脛骨粗面部の突出(飛び出る)がある場合は、コンビネーション治療(超音波+ハイボルト)やテーピングなどによって治療していきます。
成長軟骨が剥離したまま放置してしまうと、成人しても痛みに悩まされる場合もあります。
痛みがある場合は安静が基本です、無理をして将来的に変形や痛みを残さない為に治療しておくことが重要です。
シーバー病
シーバー病「踵骨骨端症」とも呼ばれ、一般的にはかかと周辺に起こる痛みです。
8歳~12歳頃の子供に多くみられる症状ですが、成長痛という認識では間違っています。
走り過ぎ、ストレッチ不足、筋肉が硬い、インソールのクッション性がない、運動量に身体がついていけていない、など様々です。
足裏のバランスが悪かったり、特に偏平足の子は痛める可能性が高いです。
痛みが出る場所は、かかと・アキレス腱やくるぶし周辺など。
痛みがでる時は、かかとを押す、走る、ジャンプをするなど。
下腿の筋肉、アキレス腱などにより引っ張られたり、かかとに繰り返される衝撃によって痛みが出ます。
下腿の筋肉(ヒラメ筋・腓腹筋)やアキレス腱の緊張や使い過ぎなどで患部に負担がかかる事や身体の土台(骨盤)から膝、足首・足裏のバランスのゆがみによっての痛みが強くでてきます。
当院では、手技や物理療法(コンビネーション治療(超音波+ハイボルト))で臀部からふくらはぎ・足裏まわりの筋肉を柔らかく衝撃を吸収できるようにしていきます。
テーピングやサポーターを用いて足首や足裏のバランスを矯正し、その間にセルフケアなども教え、実践していただくことで足のバランスや筋力を強化し再発も予防していきます。
肉離れ
肉離れは、急激に筋肉が収縮する事によって、筋肉が損傷や断裂を起こすことをいいます。
スポーツをしている時に起こしやすく、強い収縮が働いた時など、自分の筋力で耐えきれなくなった場合に筋組織の損傷が起こります。
肉離れと似た症状では筋肉痛・こむら返り・足がつるなどがありますが、筋肉痛では急激な痛みは発生しませんし、肉離れと比べると痛みも軽いです。
原因
柔軟性の低下
身体が硬いと怪我をしやすいとよく言いますが、肉離れもしやすくなります。
筋力低下
筋力が低下してしまうと運動時の収縮や衝撃に耐えられなくなってしまいます。
寒さ
気温が低いと肉離れを起こす確率が高くなりますので、しっかりとしたウォーミングアップが必要です。
肉離れの分類(頻度)
筋間断裂
筋繊維の断裂はないが、筋肉の伸長によって筋細胞の破壊がみられます。俗に伸びた、伸ばしたという状態です。運動の際に違和感や不快感、疼痛が多少あります。
部分断裂
筋膜の損傷で完全に断裂はしていないが、圧痛と腫脹がみられ、痛みの為筋収縮させられない事もあります。痛みのある部位の表面を触るとへこんだ状態を確認できる場合もあります。
完全断裂
筋肉自体の断裂で、かなり重症の肉離れの状態です。自力歩行はほとんど不可能になります。負傷後24時間前後に内出血が見られることもあります。
当院では、徒手検査、手技療法による状態の把握。エコーによる画像での鑑別を行います。
キネシオテーピングによる患部の補強と動作改善。完治後のケアとして、自宅でできる柔軟性を高めるストレッチなどの指導を行います。
鑑別により靭帯の断裂や歩行不能などの重度の肉離れの疑いがある場合はすぐに整形外科での診断を仰ぎます。
足関節捻挫
捻挫とは関節に過度な捻転などの力が加わって起こる怪我で、レントゲン(X線)で異常がない(骨折や脱臼ではない)ものです。
損傷などを起こす場所は「靭帯」「腱」「関節軟骨」「半月板」などです。
日常生活でも起こりえますが、バスケットボールやサッカーなど切り返しの多いスポーツで多く発生します。
捻挫の重症度は主に3つに分けられます
軽度(Ⅰ度)
・足首の外側に圧痛がある
・曲げ伸ばしに痛みはない
・足首に内転力を加えると多少の痛みがでる
中等度(Ⅱ度)
・通常の動きでも非常に痛む
・動きに制限がある
・足首や足の広範囲に腫れがでる
重度(Ⅲ度)
・どの方向に動かしても強く痛む
・広範囲に強い腫れ
・直後から動かせない
当院では、エコーによる画像での鑑別を行います。
重症度によって行っていく治療は変わりますが、ギプスでの固定やハイボルト(高電圧療法)での治療を行っていきます。
中等度~特に重度の場合は固定後、整形外科での診断(ドクターとの連携)を仰ぎ、診断症状によって治療を行っていきます。
捻挫は癖になるとよく言いますが、まさにその通りで、見逃していくと靭帯や腱が伸びてしまい、捻挫しやすい関節になってしまいますので、早期の治療を心がけましょう!
シンスプリント
スポーツをしている人によく起こるのが脛骨内側の痛みであり、これをシンスプリントといいます。
原因は練習量の多さが深く関わっており、スポーツ選手には頻度の多い病気です。
練習や試合を硬い地面の上で行うことも原因の一つとされており、古いシューズをいつまでも履いているとなることもあります。
古いシューズの場合には、かかとの外側が減っているとシンスプリントになりますので、こまめにチェックして減っているようなら新しいものに取り換えましょう。
また、スポーツの種類によっても起こりやすさに差があります。どのようなスポーツで起こりやすいのかというと、反復するランニングやジャンプを過度に行うようなケースです。
脛骨の内側にあるヒラメ筋や後脛骨筋、長母趾屈筋が過剰な運動によって柔軟性を失うと、脛骨の表面を覆っている骨膜を引っ張って微細損傷をきたすことで痛みが発生します。
ランニングやジャンプの動作でかかるストレスが骨へのたわみや歪みを引き起こすことも原因の一つとされています。
ランニングやジャンプなどを頻繁に行うようなスポーツをしている時には、運動量に気を配りつつ環境面にも配慮しなければなりません。
偏平足や回内足でもシンスプリントの発生確率が上昇しますので、十分に注意しましょう。
何らかのスポーツをしていると、大会などに向けて追い込まなければならないこともあります。
しかし、過剰な運動量によって筋肉が疲労を起こし、伸張性の低下が起こると一気にリスクは上昇しますので、練習をする時にはどの程度までなら問題が起こらないかを考えながら行うと良いです。
万が一痛みを感じたら、当院にお任せください。